1泊2日テント泊の食料計画

群馬県境稜線トレイルに一緒に参加するO里さんから食料のことで聞かれたので、blogの方に書きます。メールだと長くなってしまうし、高校時代の同級生の「山の仲間」向けにもなりますので。

テント泊山行の食料計画ですが、1泊2日ならそれほど難しく考えることはありません。
ただ、食料に関してはかなり個人差があるので、ここではあくまでも「私の場合」となります。

◎初日の昼食
持参した(途中のコンビニで購入した)おにぎりやスープ、カップ麺などで済ませます。
これは日帰りの時と同じです。

◎初日の夕食

軽量なフリーズドライ食品は2日目以降にして、初日は重くても気にせず美味しい惣菜を持参します。写真は2014年9月に南アルプスを3泊4日テント泊山行の初日の夕食です。メニューは、エビスビールロング缶、うの花、炒りお豆と野菜のサラダ、パン、チーズ、鴨肉の炭火焼き。ペットボトルに水を入れて凍らせたものと一緒に保冷袋に入れて持っていきました。

これらを飲んだり食べたりしてしまえば、翌日からザックは1kg以上軽くなる。当たり前ですが、こんなことが実にうれしく登山のモチベーションがあがります。調理済みなのですぐに食べることができ、燃料を使わずに済むのも利点です。冬は暖かいものが欲しくなりますが、夏ならこれで充分でしょう。

◎翌日の朝食
朝、起きたらすぐにテントを撤収。1時間〜2時間歩いてから、適当な場所で朝食をとるようにしています。晴れていれば、食事の間、テント(ツエルト)やシュラフを乾かします。細引きでつなぎ止めるなどして最新の注意を払います。これが風で飛ばされたら一大事ですから。

朝食は、登山者にはお馴染みの「尾西食品 アルファ米」とスープで簡単に済ませます。白米だと他におかずが欲しくなるので、五目飯やドライカレーなどが良いと思います。

釜炒り焼き玄米フレーク」を使うこともあります。(現在この商品はアマゾンでは在庫切れのようなので、入手可能なもので試してみようと思ってます)

写真は、同じく2014年9月に南アルプスを縦走した時の朝食。フリーズドライの玉子スープに釜炒り焼き玄米フレーク(右側の白い物体)を入れて食べます。
2、3分で美味しい雑炊のできあがり。縦走の日数が多くなる場合は、これですね。

◎翌日の昼食
朝食がゆっくりめなので、あえて「昼食の時間」はとりません。適当に休憩した時に、いわゆる「行動食」を食べます。よく食べるのは「ナッツ類」「柿の種」「ひとくちサイズの羊羹」「さきいか」「オールレーズン」等。

1泊2日なら食料計画としては、ここまで。
調理も数回お湯を沸かすのみなので、固形燃料やアルコールストーブで充分です。しっかり煮炊きするとなるとガスストーブが良いですが、その辺は好みの問題ですかね。

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