昨年の12月にビブラムのファイブフィンガーを購入してから初めての本格的なトレイルがスパトレイル2017年のKTK38Kのコースでした。
冬から春にかけてトレイルランニングのトレーニングは、週1回近所の里山を10キロほど走って、ほぼ裸足の感覚で走れるファイブフィンガーに慣れることを重点に置きました。
1ヶ月の走行距離はたいしたこともなく本格的なトレイルを走り込めないまま本番を迎えることになったのですが、野反湖から草津までのトレイルは素晴らしく、やわらかい土の感触を足裏でじっくりと楽しみながら走れました。
スタートしてから最初のエイドまでは一気に高度を下げる下り基調のコース。美しい野反湖を左に見つつ深い森の中に入って行きます。
下りでスピードが上がってしまっているのに「これは行けるんじゃないか?」と勘違いして(苦笑)、ついついオーバーペースに。案の定後半に失速して、最後のエイドでは、初めて「リタイヤ」の4文字が頭に浮かんだほどでした。その先、歩いてしまうと心が折れそうなので、歩くのと同じくらいの速度ではありますが、だましだまし走って6時間2分46秒でなんとかゴールへ。
今迄のシューズであったらこうはいかなかったかも。
昨年エントリーした神流マウンテンラン&ウォークのロング(40キロ)でも、ラスト5キロで左脚がどうにも痛くて、脚全体がくだけて力が入らない状況に陥ったのです。その時は、テーピングテープで左脚を締め上げなんとかゴールまで辿り着いた次第です。
その時の状況から較べるとはるかにマシ。
ファイブフィンガーでベアフットランニングのトレーニングをしたおかげと思ってます。