「昼間からビールが飲める本屋があるんですよ」読書家の知人から珍しい本屋の話を聞きました。店主が選んだ様々なジャンルの本が置かれ、しかもその書店はビールやソフトドリンクを提供するカフェも兼ねているというではありませんか。前橋市にあるブックマンズアカデミーでもカフェを併設してコーヒーが飲めるようになっていますが、ここはアルコール類もあるといううれしい設定。
「本」と「酒」、どちらも大好きな人間にとってはもう理想的な空間。それが高崎の街中にあったなんて。話を聞いたその足で早速現地を下見。そして日曜日の昼下がり、あらためて酒が飲める体制で（電車と徒歩で）伺いました。
本が先か、ビールが先か。当然ビールに決まってます（笑）。この店に置いてあるのはスコットランド産のBrew Dog（ブリュードッグ）。そういえばBGMもなんだかそちら系の雰囲気です。店内にある本を眺めながらスコットランドの個性的なビールの味を楽しむ、まさに至福のひととき。たまに自分の書棚にある本がここにも置いてあったりすると思わずうれしくなったりするもので、ますますいい気分になってきます。ほのかな酔いの中で予期せぬ本との出会いに財布の口がいつもより大きく開いてしまいました。
アマゾンを始め、インターネットでの書籍販売の台頭により街中の書店の減少が止まりませんが、そんな状況の中で、このようなスタイルの書店の登場はうれしい限りです。
REBEL BOOKS
群馬県高崎市椿町24-3
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