十石峠旧道と矢弓沢林道

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群馬県多野郡上野村 十石峠旧道と矢弓沢林道【2013.01.02】

氷の矢弓沢林道

 暮れに雨が降った。里は雨であっても西上州の山々は雪というのが例年のこと。積雪に備えて足元はロングスパッツにザンバランフジヤマ。それに合わせて両面踏みの大きなペダル(通称「デカペダル」と、何のひねりもなくそのまま呼ばれる懐かしのペダル)。実に久しぶりの組み合わせで臨んだお正月ランではあったが、なんと予想に反して矢弓沢林道とその先合流する国道299号は、雪ではなく氷の道が続いていた。

昨年(2012年)は良好な圧雪路で快適な雪上サイクリングを楽しめたのに。これではさすがに乗れない。道の脇に残る雪を選んで慎重に自転車を押し進み、氷が溶けた部分を見つけて時々乗るのが精一杯のサイクリングであった。もちろん全てアイスバーンということはなく、日当たり良い箇所はドライ路面ではあるが、ペースは一向にあがらない。

「雪が降るかと思ったら雨だった。30年来この時期にこの界隈を走っているけどこんなことは珍しい」暮れのうちから走っている山サイ研の諸先輩方も驚きの声。雨が雪を溶かし、夜半の寒さで氷となって見事なアイスバーンの出来上がり。お正月ランに彩りを添えてくれる。

寿・ワンコイン1日全線フリー乗車券

今年も泊まりは日程的に厳しく、昨年同様1月2日のみ日帰り参加のお正月ラン。上信電鉄1日500円で乗り放題のフリー切符「寿・ワンコイン1日全線フリー乗車券」を利用して下仁田駅まで輪行。南牧村の桧沢から湯の沢トンネルを抜けて上野村へ。そこからいつもの十石峠旧道を辿り峠を目指した。

旧道は担ぎ上げだが、アイスバーンの矢弓沢林道を恐る恐る押して行くよりは時間的にも精神的にも良かったと思う。南斜面の旧道は日当たり良好で風もなく、落ち葉が積もった道は心地良い。高度を稼いでいくと林道と合流する。いつもならここから乗っていくところだが例によって乗れず。氷と格闘する中、さらに時折吹き抜ける風のすさまじいこと。時に追い風になったり、ほとんど進めないくらいのきつい向かい風になったり。先ほどの穏やかな様相は一変して、厳しい冬の姿をこれでもかと披露してくれる。

矢弓沢林道1

国道と合流し、その先の水の戸に着いたのが12時16分。いつものように自転車に乗れれば十石峠迄はあとわずかだが、この状況ではそうはいかない。ここでランチタイムにして峠から降りてくる仲間を待つことにした。風を避けて日当たりの良い場所に陣取るとそこは快適そのもの。先ほどの厳しい冬の情景とは段違いだ。

最初に十石峠方面から現れたのは、朝の電車の中で一緒だったクロスバイクのサイクリストだった。大上峠を越えて長野側から十石峠を越えてきたという。途中、貫前神社に寄るということで上州一ノ宮駅で下車し、私よりも1本遅い電車で下仁田に着いたはずだったが、さすがに走りこんでいるようで速いペースだ。状況を聞くと大上峠は雪も氷も少なく良好で、しかも強い追い風だったとのこと。

矢弓沢林道1

13:30。待っていても暇なので十石峠へ向けて再びアイスバーンを歩き出す。間もなく、峠から降りてくるメンバーと合流。そこからは、賑やかな氷の饗宴を楽しみながら再びもと来た道を辿ったのだった。

矢弓沢林道2

ご参考までに・コースタイム
08:22下仁田駅ー09:35湯の沢トンネル入口ー10:02上野村(砥根平)ー白井ー十石峠旧道ー11:16矢弓沢林道合流ー11:38雨量計測所ー12:03R299合流ー12:16水の戸(昼食)ーR299ー矢弓沢林道ー十石峠旧道ー15:50上野村(砥根平)ー16:11湯の沢トンネル入り口ー16:55下仁田駅

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