天丸山 不仁洞からのルート調査

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群馬県多野郡上野村【2000.02.12】

鍾乳洞で有名な不仁洞から天丸山までのルートは、山と高原の地図(1995年版)を見ると社檀乗越まで、行きが1時間20分帰りが1時間、滝の沢に沿って赤い点線(登山コースの難路)でトレースされている。
地図を見る限り、ほぼ沢沿いに道がついているようであり、さほど難しそうでもないような気がする(これがあてにならず、いつも泣きをみるのだ)。
もしやこれは馬道からのバリエーションルートとして山岳ツーリングのコースが新たに開拓できるのではないか。「これは行ける」などと勝手に想像は膨らんでいったが、さすがに、未知のコース。いくら山岳用とはいえ自転車をいきなり持ち込むのはあまりにも無謀というものである。事前調査をするに越したことはない。
2月に入ってからの休日、風のない穏やかな天候の中、事前調査の機会を得た。

天空回廊 まほーばの森に車を停めて、上野村の新しい観光スポットである吊り橋「天空回廊」を通って不仁洞まで行く。

天空回廊不仁洞から林道を歩くと、すぐに登山道となる。 登山道の入り口には、少々古い案内板が立っていた。 天丸山とならんで、帳付山(ちょうずけやま)の案内もある。山と高原の地図21【西上州・妙義】についている小冊子に、帳付山は「西上州マニアあこがれの秘峰」と紹介されている。このルートから帳付山へ登るとなれば、まさに西上州の魅力充分のルートとなるだろう。

天丸山登山口最初の頃は、登山道もそれなりに歩きやすく、少し歩くとすぐに、このような立派な道標があらわれる。
この状態がずっと続けば山岳サイクリングのコースとしても、もちろん登山のコースとしても充分に楽しめるのだが。

徐々に荒れてくる道このコースは人があまり歩かないのか、徐々に荒れてくる。いよいよ本来の西上州の山と言った雰囲気だ。
それにしても道標だけは、そこかしこに設置されている。

突然表れる廃屋涸沢を渡るといきなり廃屋が目に飛び込んでくる。否、廃屋というには少々失礼かも(^^; ついこのあいだまで、人が住んでましたという雰囲気の家だ。それにしても誰がいつ頃まで住んでいたのか?

荒れてくる道廃屋を過ぎると、かなり歩きにくくなってくる。途中で道が消えたり、再び道らしき踏み後がかすかに現れたりする。道は沢沿いについているのでルートをはずす心配はないものの、かなり気を使う。

石積み中盤を越えると、コースは沢から離れる。この辺からは、要ルートファインディング。
沢沿いで、コースが判別しやすい所には、たくさんの道標があるのに、沢から離れて道がわかりにくくなってくると道標もなくなる。こんな所にこそ道標が欲しいところだ。この時期は雪がうっすらと残っているので、さらに踏み後がわかりにくい。
コース途中にある、石積みの塚。法久にある旧十石街道沿いにも同じようなものがあり、それは炭を焼くためものだったそうだが、これも同じようなものなのだろうか。 ルートに対して不安がある中で、このような人の手が入ったものにでくわすと安心する。

目印のテープ終盤にさしかかると、道もほとんどわからなくなる。何度も地形図とコンパスで進行方向を確認するので、時間がかかる。雪がなければ、多少は踏み後があるのかも知れないが、この状態だと踏み後を発見するのはあまり期待できない。

目印のテープコース通りに歩くと、途中、青や赤の目印のテープが出てくる。どこを通っても同じようなものだが、それでも自分の選んだルートに、このようなテープを発見するとうれしい。

尾根尾根に近づくと明瞭な道になる。ここは、まともなのは最初と最後だけである。

明るい尾根に出ると、この先は社檀の頭、社檀の乗越へと続く。
実際に、この尾根から先はかなりの岩場が続き、とても自転車を担いでというわけには行きそうもない。
それに、今まで歩いてきた道も、一部、沢沿いに非常に足場が悪い箇所があり、とても山岳サイクリング向きとは言えない。 今回は、ルートファインディングに慎重になり、コースタイムは山と高原の地図に記載されていた時間の倍近くかかってしまった。 登山として考えても、道の状態を見る限り、このルートは西上州マニア向けと言ったところだろう。

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