馬道調査隊が行く

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群馬県多野郡上野村 馬道調査 天丸山 【1999.06.06】

旧天丸山登山口林道の途中にある旧天丸山登山口。
前回はこれを見落としたばかりに倉門山に登ってしまった。
すっかり朽ち果てた道標。本来ならここからと言いたいが、薮がうるさそうなので今回は新しい登山口から行くことにした。

登山自粛の看板登山口に掲げられた気になる看板。
壊滅的な状況であるというが現在はどんなものか?
今回は馬道調査であるので、とりあえず行けるところまで行くことにする。

新しい登山口林道に分断された箇所から新しい登山口ができている。
この地点は現在林道の行き止まり。
練馬ナンバーの車が1台駐車してあった。

社壇の乗越歩き始めてほどなく社壇の乗越に到着。
ガイドブックは、ここから左に尾根伝いにと記載してある。
我々馬道調査隊は右へ。

薮に覆われた馬道社壇の乗越から右へ、馬道をたどるといきなり生命力溢れる草木に行く手を阻まれる。
この時期の標高1500mクラスは、こんなものか。
夏はこんな状態でも、秋になり落葉の絨毯が敷き詰められる頃になればさぞかし歩きやすい径になることだろう。
馬道の名の通り、勾配はゆるく道もそこそこ、場所によって若干崩落している箇所もあるが、全体的には乗りやすそうな道である。どのルートをとるか?どこから担ぎ上げるか?が問題だが・・・。

ほっと一息、水場にてさすがにこの時期は蒸し暑くのどが渇く。
山と高原の地図には馬道の途中に「水場」と記載されているが、はたしてどうか?
期待せずに進むと、ちゃあんとあるじゃないですか!苔むす岩場から滴り落ちる水が。
実にうまかった。

道標655m天丸山は上野村観光協会がかなり力を入れているのか、要所要所にしっかりした道標がある。
この看板には「登り40分 下り30分 鞍部より岩場状態悪し 気をつけて」と鉛筆書きでメッセージが残されていた。
ここからいきなり急登が始まる。

山火事の後看板から登り上げて尾根づたいの道と合流し、右へ天丸山のピーク目指すとまもなく、山火事後の無残な、荒れた山肌が目に飛び込んできた。
登山道もかなり荒れているようだった。これじゃあ登山自粛の看板が立つのも無理はない。

ブナ林の道天丸山のピークを目指すとなると、看板の通り非常に危険のようだ。
我々の通ったコース、馬道から尾根に登り、尾根道に合流したところをピークを目指さず、左に再び社壇の乗越しへと戻るコースは山火事の後の危険な箇所とは無縁。このコースでも充分に山歩きを堪能できる。

天丸山北尾根から天丸山山頂を見る。
例の山火事のおかげで一部禿げている姿が痛々しい。

テープの道標要所要所には赤いテープがある。
西上州の山の中でも、この天丸山は道標がしっかりと整備されているようだ。
前半の馬道は、薮がかなりうるさかったのに比べ、尾根伝いの道はこの通り歩きやすい。

林道にえぐられた山肌林道にえぐられた山肌。
林道の終点。登山口付近から見た風景。西上州界隈は、悲しいかなこのような風景をよく見る。新しくできる林道が旧道を分断する。写真を見れば、少なくても生態系に与える影響はどんなものかは、容易に想像できる。
是か非か、意見はそれぞれだろう。
地元の経済を支えるために、自らの身体を切り売りして、ついに取り返しがつかなくなった・・と言うことのないように願いたい。

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